top of page
KENTO HASHIGUCHI

#014 フジロック "22 | KENTO HASHIGUCHI

□お知らせ□


○周年企画

「選択の自由展」

■会期:8月5日(金)~8月14日(日)

■会場:酢橘堂(京都)

OPEN 13:00-18:00(火水木定休)

▽詳細▽


----------------------------------------------------


人生でやりたかったことの一つ、「フジロックへテントで参加」の夢が叶いました。


やるなら20代のうちが良いと、誘ってくれた友人の桂くノ一には感謝。


毎年来ている人曰く、今年のフジロックはコロナ前の半分ぐらいの来場者らしく、


ステージ中盤以降は伸び伸びと椅子を置いてみられるほどでした。


フジロック=雨のイメージでしたが参加した2日間はほとんど降られることもなく快晴で、


木陰を探すのに一苦労なほどでした。


せっかく隔週でこうやってエッセイ的なものを書いているので、


初参加のフジロックで感じたことなどを言語化してみたいと思います。



フジロックの魅力、それは文化祭的な雰囲気感にあると思います。


学生の頃に経験した、演者も観客もフラットな関係性で、


一つの集団としてイベントを作り上げようとしている、


それがとても気持ちよく感じました。


来場者は自分は客だとふんぞり返ることはなく、


道にはゴミも少なく、分別はしっかり行われています。


会場内ではごみゼロステーションがちょうど良い間隔で設置され、


スタッフの方の指導のもとしっかり分別できます。


喫煙所はかなり端っこに追いやられていて、数も少なかったのですが、


道端や、隅っこなどでで吸っている人を私は見かけませんでした。


そういった基本的なマナーの良さが心地よく感じました。


一点、気になったことをあげるなら演者の撮影をしている人はなかなか多かったです。


その辺りの感覚が欠如している人が多々見られたのは残念です。



また、演者がフジロックのステージに対して憧れを抱いて出演していることも、


このフェスの演者と観客とのフラットな関係感がある一つの理由に感じます。


演者はMCで「何年もフジロックを見に来ていた、今日このステージに立つ夢が叶った」


という話はお決まりで、あくまでもライブを観客に見せにきた、というもの以上の思いを感じます。


世界的に有名なヘッドライナーたちは学祭のゲストみたいなものです。


その人たちと一緒の舞台に立てるのは嬉しいに決まってます。


それもあって、ステージ以外で演者たちを見かけることができるのも文化祭っぽくて好きです。



私も来場者としてだけではなくフジロックに何か関われたらいいなと心から思いました。


今年KYOTOGRAPHIEとやったターポリンの再利用プロジェクトとか、、


ですが、会場を見た感じ使い捨てのターポリン印刷の幕などはあまりなく、


さすが「世界一クリーンなフェス」を目指しているフジロックだなと感じました。


一応SMASHさんには提案してみたいと思います。


もしお知り合いの方がいましたら繋いでください、、、



そして個人的な感想としては、


1日目に見たハイエイタス・カイヨーテに完全にやられました。


オーストラリアのネオソウル系のバンドなのですが、


無知ながら世界にはこんな音楽があるのかと衝撃を受けました。


全く聞いたことがなかったのですが、1曲目から完全に引き込まれ、


終わる頃には今最も好きなアーティストになっていました。


学生時代バンドでベースを弾いていたこともあって、


どう考えてもノーマルではないリズム隊の演奏、


なんでそこ合うんってところをビタっと合わせてくる凄まじい演奏力とグルーブ感、


最高でした。


ボーカルのネイパームは乳がんで右胸を切除しているのですが、それを隠さないスタイルには、


完全に克服したという強さが奥底から滲み出ていました。



そしてこれは配信で見た話なのですが、


なんとなく知ってはいたけど聞いてなかった「ずっと真夜中でいいのに」


めっちゃいいやん、、、


なりました。これもまたフェスの魅力の一つです。



というわけで、私もフジロックアーティストになれるように頑張ります。

2022.8.1

ーーーーーーー


販売に関するお知らせなどの受け取りは以下より

ーーーーーーー

KENTO HASHIGUCHI


閲覧数:78回

最新記事

すべて表示

Commenti


bottom of page