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#021 お金の色| KENTO HASHIGUCHI

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この間、バッグから2千円の入ったポチ袋を発見しました。

そういえば、少し前にちょっとしたお礼で頂いたんでした。

そんなのいいのに、と思いながらも受け取り、バッグの中に入れたのを思い出しました。

その時はなんだか、すぐにはポチ袋の2千円を自分の財布に移す気分にはなれず、

結局、かれこれ1,2ヶ月も放置してしまっていました。

改めてポチ袋に入った2千円をみた時、明らかに財布の中に入っている2千円とは異なる色のようなものを感じました。

お金に色は基本的にないと思っています。

よく政治家の方々が「消費税を上げて福祉を充実させます」と仰っておられますが、

増税分が決まってまるっと福祉に使われるなどはなく、様々な集め方をした税収の全体からその福祉へ割り与えられます。

なので、こういった謳い文句は基本的に消費増税のための印象操作に過ぎないと思っています。

ですが、財布に一緒くたにされていないこのポチ袋の2千円は違いました。

その2千円からは、頂いた相手や、その時の思い出などを感じます。

この2千円はどうやって使おうかと、まるで野菜でもご近所さんからもらったような気持ちにもなります。

ちょっと前に、友人と一杯やって何も考えずに2千円ちょっと払った自分とは別人のようです。

そういえば、学生時代、自分のバッグの生産を依頼しに行った工場さんには良くしてもらい、

自分の発注をその工場に出しつつも、バイトでも入らせてもらい、少しばかりバッグ縫製の手解きを頂いたことがあります。

その時に頂いたバイト代は未だに別でとって置いてあります。

特に大した金額ではないのですが、大変になった時の少しの足しにしようと思っています。

結婚式のご祝儀なども、中を取り出してまとめてしまえば無色(あるいは他のお金と混ぜない時はその式の色?)のお金ですが、

ご祝儀袋そのままでは、それぞれの参列者の色を持ったままのお金であると思います。

商売の世界において、謝礼などを渡すときに少し多めに相手に渡すことを「色をつける」と言いますが、

今まで書いたような意味で、お金から色を感じることはとても人間的な気がして、忘れないでいたいです。

現金そのままや電子送金も便利ですが、ポチ袋など利用もシーンによっては積極的にしていきたいです。


2022.11.20

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