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#018 本を上から取る〜一人一人が少しずつ許容し合う世界〜 | KENTO HASHIGUCHI

□お知らせ□

○2023SS 新作リリース

10月上旬

○合同展

10.13-10.16 rooms 渋谷ヒカリエ

○個展

東京

10.27-10.30 stoop gallery 清澄白河

※10/27は関係者向け

京都

11.3-11.13 酢橘堂


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最近、本を買うときは上から取るようにしています。

上に置いてある本は誰かが試しに読んだ感じや、たまに少し帯が傷ついていたりします。

前まではできるだけ綺麗なものが欲しいと少し下から取っていました。

ですが、ふとしたときに、読んだり持ち歩いたりしていれば同じような状態にすぐなるだろうし、これから所有していく月日のことを考えれば、尚更そこまで綺麗なものを選ぶ必要はあるのか?と思うようになりました。

本は中身の情報にお金を出していると僕は感じています。

飾る目的ではなく、読んで使うことが目的な以上は、本のダメージは僕に取ってそこまで神経質に気を使うべきではないことになりました。

なので、ボロボロでない限りは上から取ります。

この前、外で親子丼を食べていたとき、

「良い親子丼は丼を揺らすと震えます」

と店内放送が流れていました。

ですが、僕が頼んだ親子丼は火がしっかり通っていて、全く震えません。

震える親子丼も食べてみたかったですが、

「すみません、この親子丼震えないです」

などとは言わず、まあそういうこともあるよと美味しくいただきました。

そんなこと言う人がそもそもいるのかわかりませんが、、、

日々私たちは様々なことに対して神経質になりすぎているような気がします。

さも、何かに対して許容することが、まるで自分が損しているかのように感じています。

そんなことをみんなが繰り返していると、自分にも返ってきます。

そうやって世界はどんどん息苦しくなってきている気がします。

もう少し、一人一人が他者やモノに対して許容していければ、もっと柔らかい世界になっていくのでは、

無駄も減るし、争い事も減るのでは、と思ってしまいます。

妥協しないのは自分のやることに対してだけで十分です。

なので最近は、別にその部分を許容したとしても、大して自分はしんどくないのでは?と考える機会を少しずつ増やしてみています。

皆様もぜひよかったらご一緒にどうぞ。


2022.10.2

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